コロナに寄る医療逼迫状態

デルタ株が猛威を奮っています。

8月20日、川崎市医師会より、現在の医療の逼迫状態の説明会がありました。

①ワクチン接種

・ワクチン接種は非常に有効です。

 既存のワクチンのどんなものよりも効果はあります。

 ファイザーでもモデルナでもアストラゼネカでも、すべて効果は良好です。

・コロナ感染者に対するワクチン接種は推奨されます。

 感染後にワクチン接種をするとブースター効果で抗体が増加します。

 感染からどのくらいの期間をあけるべきか、とくに指針はないですが、間隔を空けた方(3ヶ月くらい)が効果が増すようです。

 ワクチンは1回でも効果は出ます。ただし2回接種しても良いですが、ワクチンが少ない現状では1回が望ましいです。

・ブレークスルー感染について

 可能性はありますが、1億人接種して1万人感染をした、という報告です。

 そのため接種していない人と比べると、感染する確率は非常に低いです。

②現在の状況

・川崎市は、日本全国でも有数の感染者数です。

 人口あたりの感染者数は沖縄に次ぐ人数。

・入院可能な病棟は全て埋まっています。

 精神科を含め、全ての病院がコロナ診療をしないといけない状態になっています。

③保健所の対応

・熱が出ている人へ、抗原検査をしましょう、同時にPCR検査をしましょう。

・抗原検査で陽性であれば、7日間の咳止め、10日間のステロイドを処方しましょう。

・入院できないので、診断した医療機関がオンライン診療や往診でフォローアップしてください。

④医師会の対応

・オンライン診療や往診を、いろいろなクリニックで対応できるような仕組みを作りましょう。

⑤課題

・患者さんに何かがあった際の責任は、診断した医師がおわないように、守るシステムを作って欲しい

 →検討するが、できるとは言えない。

・抗原検査で陽性の際に、初診時から公費に切り替えてよいのか。処方は公費?

 →現時点では、公費対象ではない。

⑥当院で実施する対応

 お盆休み前は、発熱者のコールがたくさん来ていました。そしてPCR検査をし、多数の陽性者がでました。

お盆休み後、クリニックへの連絡は、発熱者の相談はわずかで、ワクチンを打ちたいという問い合わせのほうが多かったです。

そこで、9月から6週間、ワクチン接種の人数を増やします

8月31日の3週間、1週間に100名の新規接種をします。

当院では5月~8月で述べ750名ほど接種しました。

9月に300名×2(2回接種)+100名(9月21日~の接種人数) 700名程接種をします。

3ヶ月で接種していた人数を1月で接種します。

そのため、各種検診を中止します。

ご了承ください