コロナワクチン3回目について

患者様から、3回目のワクチンはどうなのか、という問い合わせをいただくことが増えました。

①3回目の必要性

イスラエルからの論文です。

Waning Immunity after the BNT162b2 Vaccine in Israel  October 27, 2021 DOI: 10.1056/NEJMoa2114228

Aのグラフは、感染者数です。

接種からの日数が経過するほどに、感染率が上昇していきます。特に4ヶ月を過ぎると感染率の上昇が強いです。

Bのグラフは、重症率です。

60歳未満はもともと重症率が低いので、あまり変わりないです。

しかし、60歳以上に関して。接種から5ヶ月経過すると重症率が上昇していきます。

以上のことから、感染を予防する効果・重症化の予防する効果は4ヶ月ほどで軽減していきます。

このデータを踏まえ、イスラエルでは、5ヶ月経過した場合に3回目のブースター接種に踏み切りました。

②現時点でわかっていること

先日川崎市から説明会がありましたが、11月30日に制度の正式決定、12月1日に正式発表の流れとなっています。

そのため、現時点では、まだ仮定になります。

前回接種から8ヶ月後を目安に、住民票のある自治体から接種券が届きます。

その接種券が手元にきたら、予約をしていただき、接種する流れです。

接種場所として、集団接種と個別接種(クリニックでの接種)が並行して行われます。

高齢者中心の1~3月頃は、各区に接種会場を設ける予定とのこと。

その後、4~6月頃の、高齢者以外が対象になる時期は、接種会場を減らす(1会場あたりの接種人数は増やす)予定とのこと。

また各医療機関でも接種が実施されます。

当院でも接種をしていく予定です。

それ以外の詳細は、まだ決定していません。

正式発表になったら、再度ご案内します。