発熱外来を辞めます(かかりつけの患者様・そのご家族様は対応します)。

2年前の夏ころから、約2年にわたり、コロナPCR検査を実施しました。

しかし、色々と弊害が出ています。

・検査をする職員が感染する危険性

・電話対応に寄る、職員・医師の労務の増加

・療養証明書にかかわるトラブル

上記が目立ってきました。

とくに療養証明書に関するトラブルが、検査を辞めると決意したことです。

発熱外来は、非常に多くの問題を抱えていました。

熱がないと言って拝見した人が、(診察室に入ったら)実は熱があって解熱剤を飲んできた、と言う。

家族に症状がないと来院した人が、実は家族がPCR検査結果待ちです、という。

検査容器を家族に取りに来てもらったら、本人が来る。

検査結果が出るまで家で待機してほしいと伝えているのに、出勤・登校している。

発熱者は事前に連絡がほしいと伝えているのに、突然やってくる。

検査希望ならば先に検査を、と案内し、検査希望なし・診察で、と来院。診察後にPCRをしたいという。

大人に限定して対応していた時期に、子供に検査ができないことが納得できないとクレームをつける。

そして、問題になった患者さんの多くがコロナ患者でした。

最近では、PCR検査陽性のご家族様が、「実は療養期間中に私も症状があった」ので、今からみなし陽性にして欲しい、というトラブルが増えています。

療養証明書がもらえると、保険金につながると思います。

熱があったときに診察をした患者さんは”みなし陽性”にしても良いが、診察をしていない患者さんを”みなし陽性”にしてはいけないです。

みなし陽性は、家族が療養中で、その療養期間中に熱が出たと連絡が来て、診察をした結果として、コロナで矛盾しないと判断したときに、検査を省略して診断しても良い、という流れです。

そのため、熱があったときに診察をしていない人を、後日診断することはありません。

また、みなし陽性と診断をした場合においても、保健所に登録するかどうかは医療機関の裁量に委ねられています

検査をして陽性であれば、感染症法で必ず報告が義務付けられています。

しかし、みなし陽性は、感染症法の縛りに該当しないため、陽性者として登録することは義務付けられていません。

そのため、みなし陽性者は、療養証明書をもらうことが出来ないのが一般的であり、医師の裁量で、登録をして貰えることがあります。

このトラブルで疲れました。

そのため、発熱外来は、かかりつけ患者さんに限定します。