コロナワクチンについて

9月20日から、全年齢を対象にした、新しいワクチン接種が開始になります。

9月19日までは、医療職、介護職、病気を有している人、65歳以上のみが対象です。

今回はオミクロンXBB.1というワクチンです。

昨年ワクチン接種をしていたころは、ba4、ba5が主流でしたが、さらに変異した状態です。

東京都健康安全研究センターが発表しているものです。

以下の通り、日本、アメリカなどの主流はXBB.1系統です。

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世界的にEG.5.1が流行しています。

東京都でも主系統がEG.5.1に切り替わってきました。

EG.5.1はXBB.1.9系統の変異株ですが、変異が大きく、今回のXBBワクチンが効かない可能性があります。

主流とされる系統のワクチンを作りますが、ワクチン接種をする頃には主流が変わってしまう、というイタチごっこ状態ですね。

今までのba 4.5ワクチンによるBXX株への抗体産生は少なく、BXXワクチンによるBXX株への抗体産生のほうが強い(マウス実験)という結果をもとに、認可を受けています。

ただ、マウスなどの実験がメインであり、通常のワクチンに対して行われる臨床試験は実施していないと思われます。(発表になったら追記します)

※ワクチンに対する考え方

WHOから、「病気を有さない人、若い人、子供は、接種を推奨しない」、という勧告が出ました。

ワクチンの効果がおもったよりないこと、コロナが弱毒化してきたことが背景にあります。

ただし、世界的に流行し、ほとんどの人が感染した、という背景を考えると不要である、という評価です。

日本の場合は、感染したことがある人が全体の半分程度と、世界的にみると少ないです。

そのため、単純にWHOの勧告通りと解釈はできません。

また現在主流~準主流のBXX株への効果が期待できる一方で、ワクチン接種をする時期には既に違う株が主流になっている可能性もあります。

上記を考え、当院としては、「希望がある方は対応させて頂く」というスタンスで対応します。

積極的な推奨はしません。

今回のワクチンは来年3月まで継続します。

急ぐ必要はありません。

1週間に最大60名まで接種できる量のワクチンが、行政より入荷する予定です。

よろしくお願いします。