コロナワクチン(2024年)について
コロナワクチンは、65歳以上を対象として、年に1回の定期接種に変更になりました。
15000円程度するワクチンですが、国や自治体が支援し、川崎市では1名3000円での接種となりました。
接種対象
65歳以上で、川崎市在住の患者様
(川崎市外に住民票がある場合、全額自費になるため、15000円程度費用が発生します)
※60歳~65歳の病気を有する人も対象になりましたが、肺・心臓・エイズなどの病気(障害者1級程度)を有し、かつ、日常生活が困難な人に限定されています。接種する場合には、障害者手帳か、かかりつけの病院からの紹介状で状態を確認してから接種するように記載されています。つまり、ほとんどの人は対象外です。少なくとも、当院には対象患者さんはいません。接種する場合には、身体障害で通院している医療機関で接種するか、その医療機関が市外の場合には紹介状を作成してもらった上で市内の医療機関で接種することになります。当院も紹介状があれば対応します。
接種期間
2024年10月1日~2025年1月31日
接種費用
3000円
接種ワクチン
未定です。
今までと同様のワクチンが、ファイザー、モデルナから出ます。同じ機序のワクチンが第一三共からも販売されます。
機序が違ったワクチンが武田製薬のヌバキソビットですが、昨年まではノババックスが販売していたワクチンの製造移管に伴うワクチンです。昨年は、通常のmRNAワクチンが副作用で接種できない場合に、ノババックスのワクチンが推奨されていました。そのため、ヌバキソビットは主流にはならないと考えています。
モデルナは冷凍保存なので普及しないでしょう。
そのため、多くの医療機関では、ファイザーか第一三共になると推測されます。
川崎市では、まだ接種ワクチンが決まっていないので、未定と記載しています。
ワクチンの効果
各社、7~8ヶ月程度効果が持続すると説明しています。
ワクチンの種類
今回はコロナのJN.1系統のワクチンになっています。
今年4月にWHOでJN.1系統ワクチンを接種すると発表があり、それに準じたワクチンになります。
ワクチンの接種に関して
- ワクチン接種をしたほうが良いのか
コロナで重症化する人が減っているため、患者さんの希望に応じて対応、と考えています。
接種しましょう、とは言いません。
接種したいと思っている患者様にはご案内していきます。
インフルエンザワクチンと同じスタンスですね。
- 接種に際して
定期通院中の患者様は予約不要です。
ワクチンの在庫があれば、そのときに接種します。
在庫がない場合は、次回の診察時に接種します。
定期通院中ではない患者様は、完全予約制です。予約は10月1日から対応します。
1日2名程度の接種枠を設けて対応します。
※定期通院中の患者さんは、診察の初めにワクチン接種をし、診察の時間でワクチン後の状態確認をして終了します。定期通院中ではない患者さんは、別室で接種後に待機してもらってから帰宅するため、対応を変えています。
※ワクチンが、1本1万円以上の納入価なので、そこまで多くストックできません。ご理解お願いします。