クリニックのご案内
平成31年4月22日に当院は開院しました。
開院して約1週間経過したときに、時代が令和に変わりました。
この1週間で、皆様より、老年内科って何?どんな検査ができるの?心療内科の対応は出来るの?、という質問を多く頂きました。また、実際には、胃痛、咳嗽、不眠の方の来院が多かったです。そこで、皆様に知って頂きたいと思い、老年内科、心療内科、胃痛、咳について、まずは記載をさせて頂きました。
ここで、クリニックのご案内を少し記載させていただきます。
当院の特徴です。
①子供から高齢者まで、すべての疾患を拝見します。
私も小さな子供がおり(令和1年5月の時点で3歳と5歳)、その子育ての経験からも、ある程度の治療はできると思います。勿論、全ての小児科疾患を対応できるという傲慢な思いはありません。改善しない場合、治療が難しいと判断した場合には、日本医科大学武蔵小杉病院小児科などへ紹介させていただきます。
皮膚科の軟膏処方も致します。多くの皮膚疾患は、乾燥からくる湿疹、皮脂によるかぶれとされています。適切な保湿やステロイド軟こう塗布で改善しうるものです。
今まで色々なクリニックで勤務してきましたが、一般的なクリニックでは対応が難しい疾患があります。それは、高齢者の対応(老年内科)と精神的な治療(心療内科)です。私は、訪問診療をしていた経験や心療内科で勤務をしていた経験をもとに、これらの対応が可能です。
②納得していただけるような医療を提供します。
不安、不満があるなかで治療を受けても、副作用が強く出るだけで、効果が弱くなります。そのため、納得して診察室を出ることができるように努力をしています。必ず「不安なことは?質問は?」とお伺いしますので、納得がいくまで質問をして下さい。
③病院と同レベルの診療をします。
クリニックには、超音波検査、レントゲン検査、骨密度検査、呼吸機能検査(肺年齢)、動脈硬化の検査(血管年齢)、心電図(通常の心電図と24時間のホルター心電図)といった検査器具を用意しています。
内視鏡検査やCT検査などは実施できませんが、関東労災病院や川崎幸病院などと連携し、速やかに検査予約をします。病院で予約をする場合、診察までに一時間程度お待ちいただくことが多いですが、当院から病院へ検査のみを依頼しますので、ほぼ待ち時間なくスムーズに検査ができます。検査結果はクリニックで御案内します。
※内視鏡ですが、当院に置きませんでした。理由は内視鏡の種類によって診断精度が異なるからです。最近の新しい内視鏡は色々な機能が備わっていますが、そのような最新の内視鏡をクリニックで持ち続けることは難しいです。そのため、内視鏡は新しい機械を買いそろえることができる病院へ紹介するのがよいと考えました。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。
④リラックス出来る環境を作っています。
カーテンに覆われた環境での点滴は休まりません。そのため、点滴をする部屋を半個室にして、リラックスできる環境にしています。
診察室も、無機質な白いイメージではなく、黄色、木目調をメインにして、家の一室のようなイメージを大事に作りました。ベッドを置くと緊張感が増すので、ベッドになる椅子を置いています。また、通常はダウンライトを使用しますが、あえてシーリングライトにして、側面にはステンドグラスを入れました。
これからも末長く宜しくお願いします。