熱が出ました

”熱が出てしまった”と来院なさる方が増えています。

with コロナの時代と言われますが、熱=コロナではありません。

熱が出てしまった際に、どのようにするべきなのかを記載していきます。

①まずは、喉をチェック。

症状に応じて対応がかわります。

”熱”

”だるい”

”関節が痛い”

このような症状は、インフルエンザ様症状といい、ウイルス感染症共通の症状です。

インフルエンザ様症状を呈する細菌感染症に、急性扁桃炎があります。

そのため、扁桃腺をチェックしましょう。感染すると、白く汚くなります。

首の付根を押すと痛みがあるときも、扁桃腺が腫れている可能性があります。

扁桃腺が腫れている、汚い場合には、急性扁桃炎ですので、これは抗生剤を服用する必要があります。

急性扁桃炎は、高熱、関節痛を伴うことが多く、ウイルス感染症と症状が酷似します。

まずは”喉をチェック”。問題なければ、1日経過をみましょう

扁桃腺が汚い場合には、熱が出た日に医療機関に行きましょう

※ぐったりしている、呼吸が荒いなどのときには、待たずに医療機関を受診してくださいね。

②翌日以降にも熱がある場合

扁桃炎以外の場合、自然に改善することが多いです。

しかし、「コロナの検査をしないと出社できない」という方も多いと思います。

翌日になっても症状が持続している場合、医療機関を受診しましょう。

場合によってコロナウイルスの検査をしましょう。

コロナウイルスの検査をしている医療機関を受診するのがお勧めです

コロナウイルスの検査は主に唾液で実施していますが、熱が出た当日はウイルスの増殖量がまだ少なく、検査に不適切と言われます。このことから、熱が出たら1日経過をみて、翌日も熱があるなら、コロナチェック、となります。

③当院のご案内

当院では、このように熱がある方のコロナウイルスPCR検査を積極的に実施しています。

1週間で30件程度検査を実施し、現在まで2名陽性者がいました。

熱が出たら1日経過をみて、翌日も熱があるなら、コロナチェック

 ↓

まずはPCR検査を実施します

 ↓

結果判明日に来院いただき、診察

という流れで実施しています。

コロナ以外のウイルス感染症の場合、結果が分かる頃には症状消失している方が多く、「もう元気です」と帰る方が多いです。そこで症状が持続している場合には、細菌感染症を念頭に、抗生剤を処方しています。

診察を先にしてPCR検査、という流れは実施していません。

その理由は、感染している可能性のある方を待合室で待ってもらう訳にいかないから、および喉の診察もリスクを伴うからです。

確率は低いですが、コロナである可能性があるので検査を実施していますので、まずは検査をします。結果が陰性であることが分かった上で、待合室でお待ちいただき、しっかりと診察をします。このほうが皆が安全です。

多くの医療機関は、コロナの検査に消極的です。

しかし、社会のためにも頑張っています。どうか、ご理解を宜しくおねがいします。

なお、保険適応でコロナウイルス検査を実施している医療機関はどこなのか、全く分かりません。リスト化されていませんし、医療機関側にも情報が全くありません。神奈川県内ですと、横浜市内、横須賀市内には検査可能なクリニックが多数あるという話は聞いています。かかりつけの医療機関、近隣の医療機関に電話で問い合わせいただくのが良いと思います。