クリニック拡張のご案内

夏休み中に、クリニックの拡張工事をしました。

背景として、コロナ対応があります。

開業して間もなくコロナウイルス感染症が流行。PCR検査、発熱外来、コロナワクチンと立て続けに変化をしました。

コロナワクチンは今年5月~10月、そして11~12月とインフルエンザワクチン、さらに年明けからコロナワクチンの3回目(予定)、と休む間なく続いていきます。

コロナワクチンは、1バイアルを6人で分けて接種するため、1枠6人単位で接種をしていました。さらに接種後15分の待機が必要になります。また、付添来院がくると、ワクチン関係の方で待合室に20名程度の人が集まってしまいます。

ワクチンの待機部屋として「待合室2」と、「ワクチン接種部屋」として「診察室2」を作りました。

ワクチンが終了したら、子供の感染用の部屋に切り替えていくことを想定しています。

トイレの奥の壁を壊して、待合室2、診察室2をつくりました。

待合室2

背もたれが分離しているタイプなので、個々に座る場所がはっきりしています。16名座ることが可能です。カメラを設置しており(エアコンの横)、ワクチン接種後に体調が悪くなった方をすぐに気づくことができます。

診察室2

診察室1には、狭くなるのでベッドを設置しませんでした。しかし、お子様など、ベッドがあったほうが診察に適していると考え、ベッドを設置しています。また、待ち時間に退屈しないように、マグネットをつけられるボードを用意しています。机の上にはおもちゃがあります。

窓がない部屋になりますが、しっかり換気をしています。

□が吸気口、a、bが排気口になります。部屋の中を空気が抜けるようにしています。数分に1回空気が入れ替わるように、しっかりした給排気口を設置しています。

 (診察室1、待合室1にも、同様に吸排気口を設置しています。また給排気口は3ヶ月に1回、ダスキンの清掃をいれてキレイにしています)

感染対策をとりながら、ワクチン接種などを実施しています。

上記の部屋を作成し、現在は1日30名程度のコロナウイルスワクチン接種を実施しています。