うつ病のセルフチェックについて
2019年5月4日 2020年2月20日
うつ状態は、やる気が起きない、何もしたくないといった症状や、消えてしまいたいといった自殺念慮など、様々な症状を呈します。
またつらくなった心を守るために、体に症状を変えて現れることがあります。多いのは、胃が痛い、頭痛がする、動悸がする、痺れる、といった症状です。
症状を放置すると、まったく動けなくなってしまったり、自死を選んでしまったりします。精神の病ですが、肉体の病と同様に一定の割合で死亡してしまう疾患です。
そのため、うつ病を疑ったら、セルフチェックをして、あてはまる項目が多ければ、早めに心療内科や精神科を受診することをお勧めします。
セルフチェックとしては、色々なものがありますが、ファイザーのチェック表がわかりやすいため、リンクを貼ります。やる気が起きない、ストレスが多いと思ったら、チェックをしてみて下さい。
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精神科を受診するべきか、内科でも十分対応できるのか。
基準としては以下の通りです。
①日常生活を営むことができないほどに症状が進行している
②中学生以下である(思春期とともに症状が変化し悪くなることがあります)
③抑えきれないほどのHighな時を今まで経験したことがある(躁鬱である)
①~③は治療が非常に難しいため、精神科でしっかり治療をするべきです。
それ以外は、まずは理解のある内科を受診し、治療を始めてみると良いと思います。
悩んだら当院に御来院ください。