2024年の抱負

当院も、2024年4月で、丸5年になります。

開院した年に、コロナの感染症が開始になったため、コロナとの戦いであったとも言えます。

2024年の対応について、いくつか記載したいと思います。

①アフターコロナに向けた対応を進める。

現在、職員はマスク装着を必須としています。

また、患者様にも、可能な範囲でマスク着用をお願いしていましたが、4月頃に完全撤廃としたいと思っています。

義務やお願いを撤廃するだけであり、希望者(職員含めて)はマスク装着を継続します。

②発熱外来を撤廃へ。

コロナが怖い病気である、という時代は終了しました。

しかし、行政からは「コロナは発熱外来で診察。発熱外来は、通常外来と区別」という指示があります。

この指示は4月の診療報酬改定で撤廃されると予想されており、3月頃を目標に発熱外来を終了したいと考えています。

ただし、マスクも撤廃、発熱外来も撤廃する場合、不安になる定期通院患者様も増えると思います。

そのため、風邪症状の人の待合室と、風邪症状のない人の待合室を分けることを検討しています。

③定期通院患者さんの予約率を上げる

現在、予約患者様が35名程度、予約外患者さんが35名程度、合計70~80名の患者さんにご来院頂きます。

そして予約外の半分程度は、定期通院患者様になります。

予約の患者様を優先して診療に当たるため、予約のない定期通院患者様を長くお待ちいただくことに心苦しく感じていました。

そのため、定期通院患者様に、次回予約をとることを推奨することにしました。

お会計の際に、次回の予約の確認をさせていただきます。

④休診日を増やします。

診療報酬改定のニュースで、「開業医は稼ぎすぎている」というニュースが沢山流れました。

朝9時から夜5時過ぎまで、昼休みも15分程度しか取れずに、ずっと診察をします。

通常診療に加え、コロナ対応(ワクチン接種や発熱外来など)で、かなり無理をして対応しました。

子供のイベントにも参加できない日々でした。

その上で、稼ぎすぎているというニュースは、多くの開業医の心を砕いたと思います。

私の心も崩れました。

無理をして頑張ることを、社会は望んでいないというのがわかりましたので、今年からは休診日を少し増やし、家族との時間も大事にしたいと思っています。

具体的には、3月に春休み(2日間)をとります。

また、5月~6月は、小学校の検診業務が忙しいため、木曜日を休診にしたいと考えています。

予約制が普及すれば、そこまでご迷惑にならずに対応できると思っています。

最後に

アフターコロナに向けた対応を進めていきますので、どうかご理解をよろしくお願いいたします。

今年もよろしくお願いいたします。